工学院大学附属中学校の中学3年生が夏休みに実施する夏期海外研修のレポート用blogです。
■HBインターナショナル 8/4~8/19 アメリカ・アラバマ州ハンツビル スペース&ロボティクスキャンプ
■HB特進・特進理数 8/8~8/28 オーストラリア・南オーストラリア州アデレード 異文化体験研修

アメリカ スペースキャンプ Day5

スペースアカデミーのミッションでは、1グループが4つに分かれて訓練します。モニター、外部、操縦室、実験室にいるチームが協力します。誰一人として同じ任務の人はいません。各自がミッションを持ちます。チームで仕事をすることは宇宙事業だけでなく、職場でも家庭でも必要な力です。ここでの数多くの訓練は全て、チームで働くマインドセットを得るためです。どのようにしてチームに貢献するか、その手立てを知る体験となります。できなかった場合はなぜか、自分に何が足りなかったのかを考えることになります。

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本日、ロボティクスアカデミーでは実際にロボットを水中に入れて動かしました。燦々と降り注ぐ太陽の下、楽しい時間を過ごしました。

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自作ロケットの打ち上げに成功しました。パラシュート、羽根を設計し、昨日頭上で振り回し、動きを検証したものです。大空を見上げた時、ある生徒が、東京より空が綺麗な気がする、雲はあのような形をしていたのか、と言いました。空と雲は地球全体繋がっています。同じです。しかし、日々の生活に追われて空を見る余裕がなかったのでしょう。日常から離れ、様々なことを考える心の余裕が生まれました。

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火星の壁に競うように登りました。

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多軸訓練は、ベルト装着時から緊張しました。

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現代において、コンピューターとプログラミングは必須です。コミュニケーションはさらに必要です。コミュニケーション力は教室で教員が教授し、すぐに改善したり、身につくものではありません。様々な体験を通して身につけていくものです。自分で自分を変えようとせねば身につかず、自分でしか自分を変えていくことはできないのです。誰かが変えてあげることはできません。成功や失敗体験を通して、自分自身の強みや弱みが痛いほどわかったことと思います。

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普段より真面目な顔の生徒、いつものような大きな声が出ない生徒、ここ数日でかなり積極的になった生徒、規則正しい生活のおかげでいつもよりシャッキリしている生徒、普段と何も変わらない生徒、普段より楽しそうな生徒、といろいろです。学校生活における試験の点数だけでなく、その他様々な活動に積極的に参加し、自分の生かし方がわかっている生徒が今ここで活躍しています。今後も時代は急速に変わり、日々未知のことに出会う世界となっていくことでしょう。知らないことには興味を持たず挑戦しない、質問しない生徒に成長はありません。未知の世界に飛び込み、自ら問題を探し、解決しようとする生徒には必ず明るい未来が待っています。本日も、自分から飛び込む勇気を出した生徒が活躍していました。

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