晴天に恵まれ、気温8℃と少し肌寒い朝を迎えました。その気温でも肌寒いぐらいの寒さだと思えるほど、ここビクターハーバーの生活にすっかり慣れたということです。振り返ればあっという間の2週間でした。今日が学校生活最後とは信じられません。残りの時間を一瞬一瞬を大切にしていきたいです。
今日はN.D.君がバディに同行してサッカーの試合に校外へ出かけました。フェアウェルパーティーの前までには戻ってきて、合流します。それ故、パーティーまで彼の写真がありませんのでご承知下さい。
7人の生徒はいつものように元気に登校しました。エンカウンターの先生方がホームシックになった生徒はいないかと、よく気にかけてくれて声をかけてくれます。もちろん答えはNo worriesです。体調OK!メンタルOK!本当に元気です。
今日はLynne(日本語読みで「リン」)先生が午前の授業を担当します。「初めまして」ということで最初に自己紹介をしました。最終日に「初めまして」の挨拶はあまりないですが、初日の挨拶と比較することができ、格段よくなったことに驚きました。さて教室では、ボールを受け取った生徒が自己紹介して、次の人にそのボールをパスしていきます。
続いてサンキューレターの添削をLynne先生にしていただきました。下書きを写すだけですので清書はすぐに終わりました。
その後単語当てゲームをしました。2つのチームに分かれ、絵を描いてその単語を推測します。先週の水曜日の午後の授業で2人の生徒が受けていたPictionaryです。
最初は簡単な単語でしたが、徐々に難易度が上がりました。例えばbicycle, hamburgerなど比較的絵が描きやすいものから始まりました。お題がcandleになると、condorと勘違いして鳥の絵を描いたり、braceletの読み方が難しくて、それが何であるかを認識できず、絵が描けなかったりと苦労しました。Pictionaryも扱う単語によって奥が深くなることがわかりました。
描いた絵も様々です。勝つためにはわかればいいのです。左上の絵も2秒以内でハンバーガーと正解に至りました。みなさんはいかがでしょうか?
勝ったチームにはLynne先生からチョコレートのご褒美を頂きました。
ゲームの最後にはホワイトボードを使ってこのゲームで扱った単語を復習しました。いくつかは新出単語としてノートの65ページに追加されました。日本に戻ってからも使えるよう、しっかり覚えましょう。
次はWho am I?ゲームです。ホワイトボードに書かれた答えを背にした生徒が、「私は人間ですか、動物ですか」と質問します。味方チームのメンバーは正しい答えを言いますが、敵チームは違うことを言います。体の大きさや、長い耳など特徴を踏まえた質問をして、答えのrabbitを導きます。このゲームは質問することに難儀しましたが、徐々に慣れて楽しみ始めました。
リセスタイムです。食欲旺盛でモリモリ食べています。日本に帰ってきて、ちょっとふっくらとオージー体型になっていてもビックリしないで下さい。
この前覚えた「食テロ」を意識して、リセス用の品々をご紹介します。
今週はbook weekという読書週間のような週にあたり、今日だけは制服ではなく本に出てくるキャラクターのコスチュームで登校してもよい日になっています。自分はこのキャラクターの本を読んだとか、コスチュームを見た他の人がその本を読んでみようかと興味を誘う目的のようです。全員ではありませんが、先生もコスプレです。先生は推進役という立場で意欲的にコスチュームを着ていました。
リセス後の授業では、帰国して一番オーストラリアを恋しく思わせるのはどんなことですかという質問がされました。多かった答えは、やはりここでの生活でした。それだけ毎日が充実していたとご理解いただけるかと思います。生徒1人1人が思い思いの気持ちを語っていました。
それから絵の中に隠れているものを探し当て、それを英語で綴るということをしました。
ランチタイムも、しっかり食べます。
午後の時間は予定通り、フェアウェルパーティーの準備に充てました。ESLを担当するBEE先生と、コーディネーターのYu先生に渡す色紙を仕上げ、Lynne先生が英語の添削をして下さいました。BEE先生の色紙はLynne先生が郵送するよと言って下さったので、甘えることにしました。色紙が完成し、福笑いの準備をしているところでN.D.君が戻ってこれました。(試合観戦だけでなく一緒に参加し、トータル5得点と大活躍したとのことです。)これで全員揃いました。
残念ながらLynne先生はフェアウェルパーティーには参加できませんが、「頑張って」と元気づけて工学院生とお別れしました。Lynne先生、今日一日ありがとうございました。
いよいよフェアウェルパーティーが始まります。パーティーの途中で帰る家庭があることと、校長先生が出張から大急ぎで学校に戻っている途中ということで進行順序が予定と変わっています。まずはホストファミリーとの写真です。
続いて修了証授与。Yu先生が校長代理でして下さいました。
ここから工学院生の出番です。M.K.君が開会の挨拶と、マジックショーの説明をしました。
マジックショーは1人1人が披露しました。結構上手にできたので会場から拍手喝采でした。
ここで校長先生が戻られ、参加できました。改めて修了証の授与をしていただきました。
順序が前後していますが、続いては福笑いです。簡単な説明をして、会場の皆さんに参加してもらいました。同時進行で折り紙も一緒に作りました。
締めくくりの挨拶としてK.A.君が、来場のホストファミリーと工学院生を受け入れて下さったエンカウンターの先生方、スタッフの皆さんに、心からのお礼を伝えました。
私からもこれまでお世話になったお礼を伝えました。2013年に初めてこちらの学校に来て以来、約70名の工学院大学附属中学校の生徒がお世話になりました。毎年日本の中学生が静かな田舎町をこれほど賑わしてきたのですから、もはや町の一大イベントの一つになりましたよねと、同感していただきました。改めてエンカウンター・ルーサラン・カレッジの先生方、スタッフの方々、生徒の皆さん、ホストファミリーの皆さん、関係された方々、工学院生を温かく受け入れていただき、本当にありがとうございました。
最後にYu先生に、気持ちをいっぱい込めたお礼の色紙を渡しました。
これにてフェアウェルパーティーはお開きとなり、それぞれの家庭に帰っていきました。なお、サンキューレターは、本日来られない家庭や、帰宅してしまった家庭がありましたので、月曜日の早朝に、読み渡すことにしました。
頑張れ工学院生!残り僅かな時間をホストファミリーと有意義に過ごして下さい。この2週間で君たちの英語力は相当上がっていて、ホストファミリーも私もビックリするくらいです。是非鍛えられたリスニング力、スピーキング力を維持して2学期を迎えましょう。