いよいよ最後の授業日になりました。
この風景も、これが最後かな?
The Last Day.・・・・みんな何を思っているのだろう?
今日はフェアウエルパーティが控えているので、マーガレット先生はその準備にかかってくれています。そのピンチヒッターとして、ラーナ先生という方が、残っているテキストを消化すべく?授業をして下さいました。
みんな、気持ちがちょっと抜けかかったところでの、意外と「容赦ない」ガチな内容なので、戸惑いもあり「何だかなー」と愚痴をこぼしつつも、何とか課題をこなしていきます。
ようやく慣れてきたこのクラスルームとも、今日でお別れです。あと一息、頑張りましょう。
実は、マーガレット先生。「ガチな授業」にすぐ疲れてしまう生徒たちのために、いろいろなレクリエーションを入れて下さったおかげで、テキストの内容が遅れてしまっていたのです。そこを一気にラーナ先生が進めて下さったという訳です。いわば「楽しんだ分」のツケが回ってきたということですね。さぁ、ラスト・スパートだ、頑張れ!
ようやく「リセス・タイム」。「いやぁ、こりゃ、キツイわー。」
リセス後、さらに授業は続きます。ですが、早くも空腹の生徒たち。心はもう「ランチパーティ」の会場に飛んでいるようです。
そんな生徒たちの心情を知ってか、知らずか。ラーナ先生、最後はゲーム形式で問題を解かせ、「答えた生徒から一歩ずつランチ会場に進めるよ」的なアクティビティを始めました。
ホストファミリーに贈る「Thank you Letter」を書き終えた生徒から、順に「ランチパーティ」の会場へ。「何が出るのかなー」楽しみですね。
ごちそうが届きました。すべてマーガレット先生の「手作り」です。「ミートパイ」「キッシュ」「ソーセージロール」「ラミントン」・・・・次から次へと美味しい料理が並んでいきます。「集中講義」で下がり気味の生徒のテンションがぐんぐん上がりました。
さぁ、お決まりの「ベジマイトへの挑戦!」こんな顔をしていますが、A・K君、「ベジマイト」は「いける」だそうです。
リーダー。マーガレット先生の「オーストラリアン・パイ」の判定は?「Deliciousですね。」
「オレもベジマイトに挑戦するぞ!」
「うん、別に大丈夫。」「ホントかよ。」
「オレも、いくぞー!」
「うん。Good Taste !」「なんだ、あいつ(笑)」
D・M君、みんながあまり食べずに残っていた生野菜を、どこまで食べられるか?
「ぼく、草食男子なんですよね。結構いけると思います。」
出ました!リーダーといえば、やっぱりスィーツですね。「ラミントン」「チョコロール」のお味はいかが?「うん。Yummy ! ですね。」
松本先生「生徒に好評のようですよ。」マーガレット先生「良かったわー。」
ところで、先ほどのD・M君は、どうしたでしょうか?だいぶつらそうですね。
あまり無理しないように!
と思ったら、こちらはバナナをいくつ口に頬ばっているんだ!
と、楽しい「フェアウエル・ランチタイム」も盛況のうちに終了しました。
いよいよ「修了セレモニー」です。
大変残念なことに「ランチタイム」ということもあってか、こちらのホストファミリーは来られない家庭が多く、S・Y君の「ダディ」が代表して出席して下さいました。生徒たちの中には、がっかりした子もいましたが、一生懸命書いた「Thank you Letter」はぜひ、日曜日の夜に読んであげて下さい。ファミリーはきっと盛大にお祝いしてくださるでしょう。
そこで、生徒たちはマーガレット先生や「アロイシウス」のスタッフさんに向けて、「お礼の『恋ダンス』」を披露することにしました。
さぁ「レッツ・ダンシング!」
「いやー素晴らしかった!」「あなたたち、それ、いつ、どこで覚えたの?」
「Sports Festivalです。」「とても良かったわよー」
いよいよ、「Closing Ceremony」です。一人ひとりに「Certificate(修了証)」が手渡されます。
ここで、S・Y君が、ホストダディに向けて「Thank you Letter」を読み上げました。
リーダーのY・I君より、マーガレット先生に色紙の贈呈です。
最後に、Y・T君が「感謝の言葉」を述べて、セレモニーは終了しました。
マーガレット先生は、手のかかる生徒たちを、本当に上手に指導して下さいました。「フェアウエル・パーティー」は少々地味なものになってしまいましたが、先生の「手作り感」満載の愛情あふれるものだったと思います。アデレード市内の名所をめぐり、身体を動かし、ビーチでは「砂の城」を作り、ブラックフライヤーズ・キャンパスでは、「ミニ・フェアウエル・パーティ」も開いていただき、スクールバディよりメッセ―ジ・カードももらいました。振り返れば、他校では味わえないようなたくさんの体験ができた生徒たち。企画して下さったすべての方々に感謝して、これらの貴重な体験を糧に、また日本で頑張っていきましょう!週末は、ゆっくりとホスト・ファミリーとの時間を楽しんで下さい。
そうそう、月曜日、絶対に寝坊しないようにね!