月曜日に続いて、再びブラックフライヤーズ・キャンパスにやって来ました。
1時限目から、早速各スクールバディについて、それぞれの授業に一緒に参加することになっていたのですが、進度が日本とあまりに違ったり、同席が難しいと思われる授業の生徒はオグマ先生の「Japanese」の授業に加わらせていただきました。この授業は、ほぼ同年代の生徒の授業で「日本語で自己紹介」の仕方を学んでいました。「あなたたちも、彼らに教えてあげてね。」とオグマ先生に声をかけられます。
教わりに来るオーストラリアの生徒も「Shy」ならば、教える日本人も「Shy」。お互いもっとハキハキできないの?(笑)
それでも積極的な生徒はいますね。授業も終わりに近づいた頃に質問に来た生徒は、ぐいぐい来てくれました。
ウインター先生も、来てくださり、2時限目は「オーストラリアン・フットボール(フッティ)」のボールの扱い方を教えてくれることになりました。
「フッティ」は、「ラグビー」とは全然違います。その名の通り、あくまでボールは「蹴って」得点するものです。パス回しの際には「蹴る」以外は、ボールの下側を拳で叩いて飛ばします。「投げる」は禁止です。得点もあくまでキックによるもの。「タッチダウン」というルールもありません。
ただし、ボールはアメフトやラグビー同様「楕円形」なので、手でつくドリブルもすごく難しいです。そして意外と「重い」。テレビ中継を見る限りでは、選手たちはずいぶんと軽々やっているのに。どんなスポーツにおいても、さすがにプロは違いますね。
ウインター先生、大変熱心に教えて下さいました。感謝!
最後に「サッカーの試合をやろう!」ということになりました。あれだけ「フッティ」頑張って練習したのに、最後は「なんでサッカーやねん!?」という声が聞こえてきました。でも、考えてみると、確かにその方が試合としては「公平」だよね。
こちらの生徒さんは、どうやらサッカー部のようです。Y・T君がサッカー部だと聞いて「一緒のチームになりたい!」とオグマ先生にアピールしましたが、あっさり「却下」されてました。(笑)
ウインター先生も、もちろん参戦。しっかりアシストを決めていました。
Y・T君、本領発揮です。A・K君もいいボール回しをしていました。
バスケ部のS・Y君も頑張ってました。
シュートを決めたY・T君。まさに「大和魂」を見せつけてくれましたね。
4時限目は、ジェニファー先生の「日本語」の授業。バディも含む高校2,3年生に当たる生徒さんたちなので、多少緊張気味です。
テーマは、「それぞれの国の『好きな場所ベスト5』を紹介しあいましょう」です。いきなりの質問に面喰ったのか、あるチームは「富士Q」と「富士山」だって。短絡的だし、何より近すぎるやろー!(笑)
壁じゅう、至るところに「日本語」が・・・・。
さらに、ここで掲載はできませんが「自分の家族」を日本語で紹介しているシートがたくさん掲示されていました。「父」「母」「ぼく」「いもうと」等、写真も交えながら「性格」から「趣味」まで細かく日本語で説明されていました。熱心に「日本語」を学んでくれている生徒たち。何かうれしいですね。彼らは先生に質問する時も、手をあげて「せんせい!」と呼びます。
さぁ、ランチタイムです。こうして、自由気ままにランチを食べるのも、今日が最後になりました。明日のランチタイムは、「フェアウエル・パーティー」です。
リーダーのホストファミリーの「お弁当紹介」も、今日で最後です。今までありがとう。ごちそうさまでした。
スイーツの「ラスト・ショット」もしっかり「いただきました」。
「ブラックフライヤーズ」は男子校ということもあり、ランチメニューが充実している感があります。みんないっぱい食べるんだろうね。こちらは、チキンバーガー。ホカホカの状態で、購入できます。
「ご飯もの」も充実。「こういう炒めたもの系には、タイ米があうんだよね。」と工学院生たちにも大好評。
おやおや?そんな話をしているうちに、A・K君。バディたちと「NARUTO」のゲームを始めました。前回も書きましたが、やはり、日本の学校ではあまり考えられない光景ですね。今日のうちに、楽しんでおいで。
5時限目は、オグマ・チカコ先生の計らいで、「ブラックフライヤーズ版、ミニフェアウエルパーティー」を開いてくれました。最初は、ゲーム。日豪ごちゃまぜのチームを作り、各チームの中で「鬼」を決め、あらかじめ用意していたシートに書かれている言葉を「鬼」以外の人が見て、日本人は「英語」で、オーストラリア人は「日本語」でヒントを与えつつ、「鬼」に「答え」を導かせるというルールです。工学院生も「オーストラリア」というお題には、バディに向かって「Your Country !」。「冬」というお題には、「Very Cold Season !」と、結構頑張って英語のヒントを与えていましたよ。
「パーティーなので」と、おやつも用意して下さいました。
ミニパーティーは、最後まで「笑い」の絶えない、楽しいものになりました。
ラストは何と!ブラックフライヤーズの生徒たちから、カードとプレゼントが渡されました。ここまでしていただけるとは、思ってもみなかったので、まさにサプライズ!バディたちは、「6時限目があるから」とあわただしく教室を出て行きましたが、名残惜しそうに写真を撮ったり、連絡先を交換したりしているメンバーもいました。
H・O君がもらったカードがこれ!何ともクオリティの高いもので、感動的でした。「ブラックフライヤーズ」の生徒さん、オグマ先生を始めとする先生方、短い間でしたが、本当にありがとうございました!日本にもどったら、みんなでお礼の手紙を書きましょう!See You !
(追記)
明日のフェアウエルパーティーに関するご報告は、土曜日になってしまうかも知れません。少々お待ち下さいね。